大学受験 Y-SAPIX

難関大学の現役合格を目指す、高校生と中高一貫校に通う中学生のための進学塾、Y-SAPI…

大学受験 Y-SAPIX

難関大学の現役合格を目指す、高校生と中高一貫校に通う中学生のための進学塾、Y-SAPIX(ワイサピックス)です。 最新の大学入試情報などの大学受験に関わることや、大学紹介、勉強方法などを発信していきます。

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  • 【2024年連載中】数学こぼれ話・全回次まとめ

    数学に関する情報を発信しております。受験生・保護者様・学生・社会人・教育関係者の方々など、多くの方々にとって気軽に読めるをコンテンツを目指しております。改めまして、よろしくお願いします!

  • 【厳選】国語力を高める100冊

    「国語力向上」のために有意義な書籍を紹介しております。受験生・保護者様・学生・社会人・教育関係者の方々など、多くの方々にとって気軽に読めるをコンテンツを目指しております。改めまして、Y-SAPIXをよろしくお願いします!

  • 入試分析の部屋

    大学入試問題に関する情報を発信しております。受験生・保護者様・学生・社会人・教育関係者の方々など、多くの方々にとって気軽に読めるをコンテンツを目指しております。改めまして、よろしくお願いします!

  • 国公立大2次試験/入試情報

    国公立入試に関する幅広い情報を発信しております。受験生・保護者様・学生・社会人・教育関係者の方々など、多くの方々にとって気軽に読めるをコンテンツを目指しております。改めまして、よろしくお願いします!

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【2024年連載中】数学こぼれ話・全回次まとめ

数学に関する情報を発信しております。受験生・保護者様・学生・社会人・教育関係者の方々など、多くの方々にとって気軽に読めるをコンテンツを目指しております。改めまして、よろしくお願いします!

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  • 30本

数学こぼれ話#30 ~パラメータを消すだけで大丈夫?~

皆さん、こんにちは。数学こぼれ話が、遂に30回の大台に乗りました。今回は、図形と方程式に出てくる「パラメータ曲線」について、詳しく見ていきましょう。単なる「文字消去」では正しく扱いきれないパラメータ曲線の奥深さ(「解法暗記」の限界!)が、伝わると思います。ちなみにY-SAPIXの数学では、高校2年生の6月にこのような話題を扱います。 〇教室でのワンシーン先生と生徒が、授業中に話しています。その様子を少し覗いてみましょう。 先生: $$ \begin{dcases}{x}

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数学こぼれ話#29 ~データを直線で近似してみよう~

皆さん、こんにちは。身のまわりには、「高校数学」の力を借りると一歩深く理解できる事柄で満ちています。今回は「データの近似」と称して、最小二乗法の仕組みについて見ていきたいと思います。統計に関係する用語を少し使いますので、知識に不安のある方はこちらの記事もどうぞ。(数学こぼれ話#10 ~相関係数を徹底理解~) 〇似ている直線を引こう理科の実験などで、いくつかプロットした点をもとに「直線を1本引きましょう」と言われたことはありますか? あるいは、Excelなどを使って「似ている

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数学こぼれ話#28 ~「同値変形」で見通しよく解く~

皆さん、こんにちは。今回は「放物線と円」にスポットを当てつつ、「同値変形」の強さを一緒に見ていきましょう。参考書などで「図形と方程式」を勉強していると、「放物線と円の共有点の個数」を調べる問題に出会ったことがある人も多いのではないでしょうか。この手の話題は初学者の段階ではなかなか難しく、毎年のように生徒から質問を受けるたびに、上手く議論を追えずに苦労した当時を思い出します。ところが、Y-SAPIXの高2クラスでこの時期に扱い始める「同値変形」を使うと、かなり見通しよく扱うこと

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数学こぼれ話#27~東大数学をクリアに捉える~

皆さん、こんにちは。今年度もY-SAPIX数学科をよろしくお願いします。 さて、「数学の学習では基礎が大切」とよく言われますが、これだけではあまりにも抽象的でよく分かりません。何ごとも最初が肝心ですので、今回は入試問題を使いながら、「集合と命題」の基礎事項を眺めてみようと思います。「基礎の重要性」がよく分かっていただけると思います。 〇定義をしっかりと数学を学習していると、「条件」という言葉がよく出てきます。大変よく出てくる言葉なので、その意味が曖昧になっている生徒が少なく

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【厳選】国語力を高める100冊

「国語力向上」のために有意義な書籍を紹介しております。受験生・保護者様・学生・社会人・教育関係者の方々など、多くの方々にとって気軽に読めるをコンテンツを目指しております。改めまして、Y-SAPIXをよろしくお願いします!

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  • 15本

【国語力を高める100冊】 #15「科学革命」/『科学哲学への招待』野家啓一 ちくま学芸文庫

 サイエンスという言葉は、もともとは「知識」という意味でした。つまり、サイエンスは本来、「知っている状態」という、全般的な知識を意味する言葉でした。しかし、やがて科学が独立した学問体系を意味するようになり、サイエンスという言葉は、原義の「知識」という意味から離れ、現在の「科学」という意味で使われるようになりました。こうした変化の背景にあったのは、十六-十七世紀にヨーロッパで誕生した科学革命です。コペルニクスの地動説や、ハーヴェイの血液循環説、デカルトの「我思う。ゆえに我あり」

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【国語力を高める100冊】 #14「合理主義」/『信仰』村田紗耶香 文藝春秋

たとえば、しばらく雨が降らず水不足で悩んでいたとします。この時、呪術や祈祷に頼ろうとする為政者と、ダムの建設や貯水タンクの整備を行おうとする為政者とがいたとしたら、あなたはどちらを信用しますか。それは、もちろん、後者ですよね。前者は、水不足の対策として、呪術や祈祷による効果が根拠不明なのに対し、後者では、水不足の対策として、理に適った対策を講じているからです。では、両者の違いはどこにあるのでしょうか。ある事典では、合理主義について、 と説明されています。つまり、理性的な分析

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【国語力を高める100冊】 #13「自由」/『自由論』J.S.ミル 岩波文庫

近代の理念のひとつに「自由」があります。前近代の人々にとって、「自由」は目の前にないものであり、なんとしてでも手に入れたいものでした。前近代においては、地動説を唱えたガリレオが裁判にかけられ有罪とされたり、国王が課す重い徴税によって商業活動の自由が制限されたりというふうに、人々の自由は、巨大な権力の前におおいに制限されていました。しかし、近代になると、自由を求める人々の精神が歴史を大きく動かしていきます。神の存在証明に汲々とする伝統的な学問は影を薄め、客観的な理論体系に基づく

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【国語力を高める100冊】 #12「自我」/『方法序説』デカルト 岩波文庫

近代という時代は、デカルトの存在を抜きにして語ることはできません。デカルト思想が、近代に与えた影響の大きさについて、冨田恭彦は だと述べています。また、デカルト思想の偉大さを象徴する言葉として、デカルトのことを「近代哲学の父」と呼ぶこともあります。では、近代の文脈において、デカルトの何が、そんなに偉大だったのでしょうか。 ■SAPIXメソッドで大学受験を制する。 「我思う。ゆえに我あり」は、『方法序説』の中にあるデカルトの言葉として、もっとも有名なものでしょう。訳者によ

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入試分析の部屋

大学入試問題に関する情報を発信しております。受験生・保護者様・学生・社会人・教育関係者の方々など、多くの方々にとって気軽に読めるをコンテンツを目指しております。改めまして、よろしくお願いします!

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  • 34本

【解法解説】2024年度 京都大学 数学

2024年度(令和6年度)の京都大学(前期)の数学について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹底分析しました。 〇理系確率・整数・平面図形・空間図形・微積分と、様々な分野からバランス良く出題されました。6題のうち3題は、極限に関連する問題でした。2021・2023のような「小問2つからなる第1問」の出題は、今年はありませんでした。分量は昨年と同程度ですが、受験生にとって「類題」と思えるような解きやすい問題は減り、全体的に難化しました。その分、実力差が得点に反映されやす

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【解法解説】2024年度 東京大学 数学

2024年度(令和6年度)の東京大学(前期)の数学について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹底分析しました。 〇理科全体的には昨年度よりも取り組みやすいセットでした。昨年度は「大問の前半をしっかり得点して部分点を積み重ねる」という戦略が有効なセットでしたが、今年度は「注力すべき大問を的確に判断して着実に成果を出す」という戦略が有効なセットでした。「注力すべき大問」として、大問2・大問4・大問5を見抜けた受験生は少なくないはずですので、これらの大問を確実に解き進められ

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【解法解説】2024年度 東京大学 世界史

2024年度(令和6年度)の東京大学(前期)の世界史について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹底分析しました。 出題傾向出題形式としては,前年度から大きな変更点がありました。第1問の大論述が20行(600字)から,12行(360字)・5行(150字)となりました。出題内容については,大問全体の難易度は昨年と同程度ですが,今まで以上に過去問からの出題が多かった点は特筆すべきでしょう。第2問の問(1)(a)(b)は最たる例です。2024年度は旧課程最終年度の入試でしたが

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【解法解説】2024年度 東京大学 日本史

2024年度(令和6年度)の東京大学(前期)の日本史について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹底分析しました。 東大の日本史は例年,大問4題構成で,古代・中世・近世・近現代からの出題です。この構成は今年も変わりません。内容としては資料文がいくつか提示され,それに基づいて設問の要求に答えるというものです。 今年の問題は比較的解きやすい印象でしたが(だからといって簡単ではないので注意!),皆さんどうだったでしょうか?以下ではその中でやや解きにくかったのではないか思われ

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国公立大2次試験/入試情報

国公立入試に関する幅広い情報を発信しております。受験生・保護者様・学生・社会人・教育関係者の方々など、多くの方々にとって気軽に読めるをコンテンツを目指しております。改めまして、よろしくお願いします!

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  • 14本

【解法解説】2024年度 京都大学 数学

2024年度(令和6年度)の京都大学(前期)の数学について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹底分析しました。 〇理系確率・整数・平面図形・空間図形・微積分と、様々な分野からバランス良く出題されました。6題のうち3題は、極限に関連する問題でした。2021・2023のような「小問2つからなる第1問」の出題は、今年はありませんでした。分量は昨年と同程度ですが、受験生にとって「類題」と思えるような解きやすい問題は減り、全体的に難化しました。その分、実力差が得点に反映されやす

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【解法解説】2024年度 東京大学 数学

2024年度(令和6年度)の東京大学(前期)の数学について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹底分析しました。 〇理科全体的には昨年度よりも取り組みやすいセットでした。昨年度は「大問の前半をしっかり得点して部分点を積み重ねる」という戦略が有効なセットでしたが、今年度は「注力すべき大問を的確に判断して着実に成果を出す」という戦略が有効なセットでした。「注力すべき大問」として、大問2・大問4・大問5を見抜けた受験生は少なくないはずですので、これらの大問を確実に解き進められ

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2023年度 一橋大学・世界史

最終更新日:2024年5月29日(水) 今回は、国立大学のなかでも特に地歴科目が難しいとされる一橋大学の世界史を扱いたいと思います。 〇大まかな出題傾向その前に、一橋大世界史の特徴について簡単にまとめておきましょう。 構成としては大問が3題、各400字の論述問題が出題されています。 また、大問毎に出題される分野や内容がほぼ固定されています。 以下がその内容です。 第1問と第2問に難問とされる問題が出されることが多く、 第3問はわりとオーソドックスな問題が出される傾向に

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【解法解説】2024年度 東京大学 世界史

2024年度(令和6年度)の東京大学(前期)の世界史について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹底分析しました。 出題傾向出題形式としては,前年度から大きな変更点がありました。第1問の大論述が20行(600字)から,12行(360字)・5行(150字)となりました。出題内容については,大問全体の難易度は昨年と同程度ですが,今まで以上に過去問からの出題が多かった点は特筆すべきでしょう。第2問の問(1)(a)(b)は最たる例です。2024年度は旧課程最終年度の入試でしたが

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京都大学/入試情報

京大入試に関する情報を発信しております。受験生・保護者様・学生・社会人・教育関係者の方々など、多くの方々にとって気軽に読めるをコンテンツを目指しております。改めまして、よろしくお願いします!

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  • 12本

【解法解説】2024年度 京都大学 数学

2024年度(令和6年度)の京都大学(前期)の数学について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹底分析しました。 〇理系確率・整数・平面図形・空間図形・微積分と、様々な分野からバランス良く出題されました。6題のうち3題は、極限に関連する問題でした。2021・2023のような「小問2つからなる第1問」の出題は、今年はありませんでした。分量は昨年と同程度ですが、受験生にとって「類題」と思えるような解きやすい問題は減り、全体的に難化しました。その分、実力差が得点に反映されやす

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【解法解説】2024年度 京都大学 国語

2024年度(令和6年度)京都大学(前期)の国語について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹底分析しました。 文系 試験時間120分 配点150点 (学部により異なる)第1問 現代文 奈倉有里『夕暮れに夜明けの歌を―文学を探しにロシアに行く』 文学研究者の筆者が自らのロシア語学習体験を述べた随筆からの出題。文体はやわらかく、本文自体は興味深く読める。問1~問3については、解答根拠となる箇所は傍線部の近くに存在するため定めやすいが、筆者の体験談を自身の言葉で正確

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2023年度 京都大学・世界史

出題傾向京大世界史は例年、大問4題で構成されており、出題範囲は東洋史(東アジア史、イスラーム史など)と西洋史(欧米史)に分かれています。各大問の出題形式は以下の通りです。 2023年度も例年通りの構成で特に変化はありません。 第2問は近現代の東南アジア史と近現代の中国史から、第4問は前近代の地中海世界と米ソ冷戦史から出題されました。 いずれも記述問題は教科書外の知識を問うような難問は少なく、第1問と第3問の長文論述についても比較的書きやすい内容であり、全体として標準的な難

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2023年度 京都大学・日本史

京都大学は例年、記述式の問題が70点、論述問題が30点の配点で出題されます。 論述問題は2題で今年は「院政期から鎌倉時代にかけての宗教・文化の受容層の広がり」、「日独伊三国防共協定が三国同盟に至った経緯・背景」について問われました。 今回は論述問題についてみていきたいと思います。 ▼東大・最難関大クラス、開講中! 時代の特色をとらえる ―院政期から鎌倉時代にかけての宗教・文化の受容層の広がり―上でも述べた通り、1問目は「院政期から鎌倉時代にかけての宗教・文化の受容層の

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