マガジンのカバー画像

世界史の部屋

16
世界史に関する情報を発信しております。受験生・保護者様・学生・社会人・教育関係者の方々など、多くの方々にとって気軽に読めるをコンテンツを目指しております。改めまして、よろしくお願…
運営しているクリエイター

記事一覧

【解法解説】2024年度 東京大学 世界史

2024年度(令和6年度)の東京大学(前期)の世界史について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが…

9

世界史こぼれ話#11/パレスチナ問題をわかりやすく~その3)100年前のイギリス外交~

パレスチナ問題の歴史的な背景をめぐって。 3回目となる今回は,この問題が生じた直接的な原因…

25

世界史こぼれ話#10/パレスチナ問題をわかりやすく~その2)イスラームの歴史(ユダヤ…

21世紀中の解決は困難ともいわれるパレスチナ問題。 その歴史的背景として,前回は,「その1)…

20

世界史こぼれ話#9/パレスチナ問題をわかりやすく~その1)ユダヤ教の歴史(差別・迫…

2023年10月から始まったイスラム組織ハマスとイスラエルの軍事衝突。 国内外のテレビニュース…

20

世界史こぼれ話#8/司馬遷『史記』から拡張する世界史

司馬遷は中国の前漢時代の歴史家で,著書『史記』が有名です。 しかし,司馬遷の半生や死刑宣…

28

2023年度 一橋大学・世界史

最終更新日:2024年5月29日(水) 今回は、国立大学のなかでも特に地歴科目が難しいとされる一…

2023年度 京都大学・世界史

出題傾向京大世界史は例年、大問4題で構成されており、出題範囲は東洋史(東アジア史、イスラーム史など)と西洋史(欧米史)に分かれています。各大問の出題形式は以下の通りです。 2023年度も例年通りの構成で特に変化はありません。 第2問は近現代の東南アジア史と近現代の中国史から、第4問は前近代の地中海世界と米ソ冷戦史から出題されました。 いずれも記述問題は教科書外の知識を問うような難問は少なく、第1問と第3問の長文論述についても比較的書きやすい内容であり、全体として標準的な難

2023年度 東京大学・世界史

出題傾向東大の世界史は例年、大問3題で構成され、第1問は20行(600字)前後の大論述、第2問は1…

歴史上の成功・失敗から学び、世界での出来事に目を向け、考える

ロシアのウクライナ侵攻や中国による台湾海峡危機など、現在の世界は第二次世界大戦以来の不安…

世界史こぼれ話#7/大洪水 神の恵みか懲罰か

毎年3月22日は、国際連合が定めた「世界水の日」です。 この日は、水の大切さ・綺麗で安全な…

世界史こぼれ話#6/3月8日国際女性デーに寄せて

日本ではなじみが薄いですが、3月8日は国際女性デーです。この日は世界各地で重要な記念日に位…

世界史こぼれ話#5/ベートーヴェンの苦悩と「第九」から見える世界

いろいろあった2022年も終わりが近づいてきました。年末と言えば毎年テレビCMや商店街のBGMな…

世界史こぼれ話#4/聖ゲオルギオスとジョージア略史

きょう、11月23日は「勤労感謝の日」。 勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日と…

世界史こぼれ話#3/キューバ危機から現代世界を紐解く

ロシアによるウクライナ侵攻、北朝鮮による弾道ミサイル発射。 21世紀の現代国際社会において、軍事的緊張が高揚しています。 ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻における核兵器の使用に言及し、これは「はったりではない」と強調しました。 北朝鮮は金正恩総書記の立ち会いのもとに先月25日からの7回にわたる弾道ミサイルを発射し、これは戦術核運用部隊の訓練の一環だったと明かしています。 核兵器の使用を禁止すべきという動きもあります。 一方で、核兵器を保有する国は依然として存在しま