大学受験 Y-SAPIX

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大学受験 Y-SAPIX

難関大学の現役合格を目指す、高校生と中高一貫校に通う中学生のための進学塾、Y-SAPIX(ワイサピックス)です。 最新の大学入試情報などの大学受験に関わることや、大学紹介、勉強方法などを発信していきます。

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Y-SAPIXを知らない方へ

こんにちは! 今回はこの記事を書いているY-SAPIXについて、お話しします。 2011年に始動した大学受験塾Y-SAPIX(ワイサピックス)は、 SAPIX YOZEMI GROUP(※)の現役生向け大学受験ブランドとして2011年に誕生しました。 Y-SAPIXが目指す理念(ミッション)は、「東大・京大・医学部をはじめとする難関大学を目指す生徒の現役合格」を達成することです。大学受験に向けて、対話型授業を実践しています。 ☞2024年4月10日_特別選抜Q&Aサイト

    • 【解法解説】2024年度 大阪大学 数学(理系)

      2024年度(令和6年度)の大阪大学(前期)の数学(理系)について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹底分析しました。 〇概評易化傾向が続いていた大阪大の理系数学ですが、昨年度からの難化傾向は今年度も継続しており、計算力・論証力・思考力ともに高いレベルが要求される問題セットでした。昨年度は微積分の出題が1題のみでしたが、今年度は2題出題されており、例年の傾向に戻りました。図形分野から2題出題されているのは、昨年度と同様です。 第1問方程式の実数解に関する極限の問題で

      • リベラル書籍紹介#44『悪意の心理学 — 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ』 岡本 真一郎

        この連載ではY-SAPIXのオリジナル科目「リベラル読解論述研究」で使用した書籍について、担当する職員が紹介していきます。 ■読書習慣は、大学受験の基礎力をつくります!授業内容を動画で紹介中! 今回は中3生夏期で使用した『悪意の心理学 — 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ』です。 ヘイト・スピーチの裏に潜む差別意識 みなさんは「ヘイト・スピーチ」という言葉をご存知でしょうか。 「ヘイト・スピーチ」とは、特定の人種的、民族的集団の社会的評価を損ねるために行われる攻撃的なスピ

        • 数学こぼれ話#32 ~地球の半径を測ってみよう~

          皆さん、こんにちは。 先日、ある先生と話しているとき、「エラトステネスという人が棒1本で地球の半径を計算した」という話を聞きました。彼は紀元前200~300年頃に生きていたギリシャ人で、素数を判定するために「エラトステネスの篩(ふるい)」という方法を生み出したことでも知られています。「1mの棒を地面に垂直に立てて地球の半径$${R}$$を計算してみてください」と言われたら、皆さんはどうしますか? 少し想像してみてください。 〇方法を考えて、数式で表現しよう エラトステネ

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          【解法解説】2024年度 東京工業大学 数学

          2024年度(令和6年度)の東京工業大学(前期)の数学について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹底分析しました。 〇概評180分で5題の形式は変わらず、難易度は近年と同程度でした。昨年度に比べると計算量が穏やかになりましたが、高い数式処理力が要求されることに変わりはありません。5題中5題全てが数学ⅢCに関連している点が印象的で、本学を志望する場合は数学ⅢCの実力を十分に高めておく必要があります。計算や発想のハードルが高い設問を適切に見抜き、注力すべき設問を確実に解き

          【解法解説】2024年度 東京工業大学 数学

          【解法解説】2024年度 一橋大学 日本史

          2024年度(令和6年度)の一橋大学(前期)の日本史について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹底分析しました。 一橋大学は例年,第1問を前近代,第2・3問では近現代史が出題され,ほとんどが論述問題です。分野で言うと,社会経済史が多いという特徴がありますが,2024年度は前年度同様に政治・経済・社会からバランスよく出題されました。 一橋大学の日本史では,大問1つにつき400字の解答用紙が与えられますが,小問ごとの字数指定はないので,受験生は自分で小問一つ一つの字数配

          【解法解説】2024年度 一橋大学 日本史

          大学歴訪録#23 東北大学

          若手人材を積極的に登用し 「国際卓越研究大学」認定へ世界トップレベルの研究大学を目指すため、国の財政支援を受けることができる「国際卓越研究大学制度」。その第1回の認定候補に唯一選ばれた東北大学は、数々の新たな取り組みを始めています。この4月に総長に就任した冨永悌二先生に、SAPIX YOZEMI GROUPの髙宮敏郎共同代表がお話を伺いました。 仙台には大学生活にふさわしい環境が 髙宮 「杜の都」とうたわれる仙台の大学だけに、貴学は緑豊かなキャンパスが魅力ですね。 冨永

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          【解法解説】2024年度 一橋大学 数学

          2024年度(令和6年度)の一橋大学(前期)の数学について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹底分析しました。 〇概評昨年度に引き続き、第1問が整数・第5問が確率という定番の並びでした。また、微分法・空間図形は昨年度に引き続き出題され、今年度は積分法も出題されました。誘導付きの設問は第4問だけであり、誘導があまり付かない一橋大の傾向が、今年度も続いています。目立った難問はありませんが、十分な数学的思考力に裏打ちされた「自力で解き進める力」が無いと合格ラインに到達するこ

          【解法解説】2024年度 一橋大学 数学

          リベラル書籍紹介#43『それをお金で買いますか─市場主義の限界』 マイケル・サンデル、鬼澤 忍 訳

          この連載ではY-SAPIXのオリジナル科目「リベラル読解論述研究」で使用した書籍について、担当する職員が紹介していきます。 ■読書習慣は、大学受験の基礎力をつくります!授業内容を動画で紹介中! 今回ご紹介する書籍は、リベラル書籍紹介#8で過去にご紹介したものと同じです。 この本の魅力についてより詳しく知りたい!という方は、ぜひこちらもお読みください。 今回は高校生7月期で使用した『それをお金で買いますか―市場主義の限界』です。 本書は、市場的価値観が私たちの生活へ浸透

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          数学こぼれ話#31 ~複素数を使って初等幾何を楽しもう!~

          皆さん、こんにちは。Y-SAPIX数学科がお送りするシリーズ第31弾は「複素数×初等幾何」と題し、複素数平面の知識を活用して、正$${n}$$角形にまつわる美しい事実を導きたいと思います。高3理系数学の授業で先日出た話題ですが、「複素数の強力さ」を再確認することができました。(※この記事では、数学C「複素数平面」の知識を前提とします。) 【問題】半径1の円に内接する正$${n}$$角形は、辺と対角線を合計で$${\frac{n^2-n}{2}}$$本持ちます。これらの長さを

          数学こぼれ話#31 ~複素数を使って初等幾何を楽しもう!~

          【解法解説】2024年度 一橋大学 世界史

          2024年度(令和6年度)の一橋大学(前期)の世界史について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹底分析しました。 今回は、入試当日の試験会場で悩んだ受験生が多かったと予想される、第2問について取り上げます。 なお、一橋大学の大まかな出題傾向につきましては、次の解説記事をご覧ください。 ○2024年度の出題内容出題内容は以下の通りです。 第1問 アルプス以北の地域において中世都市が果たした社会経済史的意義を、12~14世紀の神聖ローマ帝国領内の複数の都市の事例に即

          【解法解説】2024年度 一橋大学 世界史

          英語こぼれ話#10 英和辞書の使い方A to Z(上級編)

          みなさん、こんにちは。 前回の記事である「英語こぼれ話#9 英和辞書の使い方A to Z(初級編)」に引き続き、今回は「上級編」をお送りします。 前回は、品詞の判別によって辞書を引くスピードは速くなる、というお話をしました。 ここからは、「品詞の理解」などの英語の基礎はすでに習得できている人向けに、英和辞書によってさらに英語の力をアップさせるための情報をお伝えします。 皆さんは英和辞書を、ただ英単語の意味を調べるためだけに使ってはいませんか?実は辞書の中には、単語の

          英語こぼれ話#10 英和辞書の使い方A to Z(上級編)

          【解法解説】2024年度 京都大学 世界史

          2024年度(令和6年度)の京都大学(前期)の世界史について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹底分析しました。 京大世界史は例年、大問4題で構成されており、出題範囲は東洋史(東アジア史、イスラーム史など)と西洋史(欧米史)に分かれています。各大問の出題形式は以下の通りです。 2024年度も例年通りの構成で特に変化はありません。 ◆記述・短文論述 第2問はマンチュリアの歴史とムスリムの聖地に関するリード文から、第4問は古代から近代にかけての黒海周辺の歴史と共通

          【解法解説】2024年度 京都大学 世界史

          数学こぼれ話#30 ~パラメータを消すだけで大丈夫?~

          皆さん、こんにちは。数学こぼれ話が、遂に30回の大台に乗りました。今回は、図形と方程式に出てくる「パラメータ曲線」について、詳しく見ていきましょう。単なる「文字消去」では正しく扱いきれないパラメータ曲線の奥深さ(「解法暗記」の限界!)が、伝わると思います。ちなみにY-SAPIXの数学では、高校2年生の6月にこのような話題を扱います。 〇教室でのワンシーン先生と生徒が、授業中に話しています。その様子を少し覗いてみましょう。 先生: $$ \begin{dcases}{x}

          数学こぼれ話#30 ~パラメータを消すだけで大丈夫?~

          【大学受験】「中学生の医学部コース」指導レポートを公開中!

          こんにちは!中高一貫校に通う中学生および高校生のための進学塾Y-SAPIXです。 国公立・私立大学の医学部受験(対策)にも力を入れているY-SAPIXでは、2024年度4月より、中1生対象の医学部コースを開講しています。 「中学生の段階から医学部対策?どういうサービスをしてくれるの?」と思った方はこちらから詳細をご確認ください。 さて、今回は本コースの柱でもある「プログレッシブ・トレーニング(プロトレ)」の様子を特別にお伝えします! プロトレでは、Y-SAPIXの授業

          【大学受験】「中学生の医学部コース」指導レポートを公開中!

          【解法解説】2024年度 京都大学 数学

          2024年度(令和6年度)の京都大学(前期)の数学について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹底分析しました。 〇理系確率・整数・平面図形・空間図形・微積分と、様々な分野からバランス良く出題されました。6題のうち3題は、極限に関連する問題でした。2021・2023のような「小問2つからなる第1問」の出題は、今年はありませんでした。分量は昨年と同程度ですが、受験生にとって「類題」と思えるような解きやすい問題は減り、全体的に難化しました。その分、実力差が得点に反映されやす

          【解法解説】2024年度 京都大学 数学