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入試分析の部屋

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大学入試問題に関する情報を発信しております。受験生・保護者様・学生・社会人・教育関係者の方々など、多くの方々にとって気軽に読めるをコンテンツを目指しております。改めまして、よろし… もっと読む
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記事一覧

【解法解説】2024年度 共通テスト 国語

2024年度(令和6年度)大学入学共通テスト(本試験)の国語について、Y-SAPIXが徹底分析しまし…

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2023年度 一橋大学・日本史

一橋大学は例年,第1問を前近代,第2・3問では近現代史が出題され,ほとんどが論述問題です。…

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2023年度 慶應義塾大(医・経済・商)・数学

〇医学部例年通り、大問4つの出題でした。近年は易化傾向が続いており、今年は昨年よりも更に…

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2023年度 京都大学・日本史

京都大学は例年、記述式の問題が70点、論述問題が30点の配点で出題されます。 論述問題は2題…

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2023年度 東京大学・世界史

出題傾向東大の世界史は例年、大問3題で構成され、第1問は20行(600字)前後の大論述、第2問は1…

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2023年度 九州大学(理系)・数学

〇概評例年通り大問5つの構成で、うち4題が数学Ⅲからの出題です。文章を読解させる出題形式が…

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2023年度 大阪大学(理系)・数学

〇概評数学は一昨年から易化傾向が続いていましたが、今年は完答しやすい問題が少なく、難化しました。計算量も増加し、高い計算力が問われる阪大数学の特徴がはっきりと現れています。 例年は微積分が2~3題ほど出題されていますが、今年は1題のみでした。さらに、昨年は幾何的な出題が「複素数平面」の1題のみであったのに対し、今年は「ベクトル」と「図形の方程式」の融合問題が2題出題される、図形色の強いセットでした。なお、場合の数・確率からの出題は3年ぶりです。 第1問「メルカトル級数」と

2023年度 東京医科歯科大学(医)・数学

〇概評分量・難易度ともに、医科歯科大の数学としては昨年よりも取り組みやすくなりました。し…

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2023年度 東京工業大学・数学

〇概評180分で5題の形式は変わらず、難易度は近年と同程度でした。昨年とは対照的に小問が少な…

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2023年度 一橋大学・数学

〇概評今年も1が整数で、5が確率という定番の並びでした。 また、微分法からの出題はありま…

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2023年度 京都大学・数学

〇理系近年と同様、ほとんどの問題に目新しさはなく、多くの受験生が類題を経験しているはずで…

2023年度 東京大学・数学

〇理科全体的な難易度は昨年度と同様です。前半は取り組みやすい問題が多く、手がたく得点する…

2023年度 東京大学・日本史

東大の日本史は例年,大問4題構成で,古代・中世・近世・近現代からの出題です。この構成は今…

2023年度 慶應義塾大学(経済・文・総合)・国語

経済学部・テーマ 人間の行動と合理性 ・課題文 課題文 リサ・ボルトロッティ著、鴻浩介訳『非合理性』 ・課題文要旨 誰かの行っていることを理解しようとする場合や、次に行うことを予測しようとする場合、私たちは相手の動作や発言の裏に、それを動機づける志向的状態があるものと考える。このような解釈は、相手が合理性の基準を満たすようにふるまうことを前提とする。人が他者のふるまいを予測するために使う方針は物理的スタンス・設計的スタンスの他に志向的スタンスがあり、解釈の対処が人の