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【国語力を高める100冊】#2「読む」・石黒圭『「読む」技術』/光文社新書
脳科学の視点から、読書と脳との相互作用の関係を生き生きと描いたみせたメアリアン・ウルフの『プルーストとイカ』(インターシフト)では、読みのレベルを次のような階層で捉えています。
まず、本に書かれている文字のひとつひとつを指でなぞるように読んでいく〈解読〉。次に、そうやって文字に親しむことで、文章を一定のリズムで読めるようになり、その意味するところを考える〈流暢〉。最後に、書かれている内容に対して
数学と仕事シリーズ#8「深い溝を飛び越えろPARTⅡ」
このシリーズでは、中高生の皆さんが勉強している数学の知識が、ビジネスの世界でどのように使われているかを紹介します。
数学って、将来必要なの?
と思っている皆さんにぜひ読んでほしいと思います。
■大学受験、決めるなら。
カラーテレビの普及今回のテーマは商品・サービスの普及率です。まずは普及率を定義しましょう。
・時刻tにおける商品・サービスの新規利用者数を$${n(t)}$$とする
・累積利
数学こぼれ話#20 実社会シリーズvol.3 ~素数が「秘密」を守る!~
皆さん、こんにちは。高校数学で現実世界を切り込む「実社会シリーズ」が第3弾を迎えました。前回の記事(#18)では「地図×三角比」を扱いましたが、今回は「通信×整数」と題して、RSA暗号の仕組みを見てみましょう。
〇暗号と素数「通信では素数を使って暗号化する」「素因数分解の大変さがカギになる」ということを知っている人も多いと思います。なんとなく難しそう…と思いがちですが、実は高校で習う「整数」の知