数学こぼれ話#28 ~「同値変形」で見通しよく解く~
皆さん、こんにちは。今回は「放物線と円」にスポットを当てつつ、「同値変形」の強さを一緒に見ていきましょう。参考書などで「図形と方程式」を勉強していると、「放物線と円の共有点の個数」を調べる問題に出会ったことがある人も多いのではないでしょうか。この手の話題は初学者の段階ではなかなか難しく、毎年のように生徒から質問を受けるたびに、上手く議論を追えずに苦労した当時を思い出します。ところが、Y-SAPIXの高2クラスでこの時期に扱い始める「同値変形」を使うと、かなり見通しよく扱うこと