2023年度 慶應義塾大学(経済・文・総合)・国語
経済学部・テーマ
人間の行動と合理性
・課題文
課題文 リサ・ボルトロッティ著、鴻浩介訳『非合理性』
・課題文要旨
誰かの行っていることを理解しようとする場合や、次に行うことを予測しようとする場合、私たちは相手の動作や発言の裏に、それを動機づける志向的状態があるものと考える。このような解釈は、相手が合理性の基準を満たすようにふるまうことを前提とする。人が他者のふるまいを予測するために使う方針は物理的スタンス・設計的スタンスの他に志向的スタンスがあり、解釈の対処が人の