2023年度 慶應義塾大学(法・商・環境情報)・国語
法学部・テーマ
「権力と資源の集中と偏在に対するインターネットとコンピュータの有効性」
・課題文
鈴木健『なめらかな社会とその敵』(勁草書房、2013年)
・課題文要旨
人間には認知能力に限界があるため、複雑な世界を複雑なまま理解することができない。しかしインターネットやコンピュータはその能力を増大させる可能性を秘めている。現実には資源の囲い込みに代表される「膜」の現象と、中央集権化という「核」の現象が生じているインターネットとコンピュータを用いて、これらの問題に対