マガジンのカバー画像

入試分析の部屋

42
大学入試問題に関する情報を発信しております。受験生・保護者様・学生・社会人・教育関係者の方々など、多くの方々にとって気軽に読めるをコンテンツを目指しております。改めまして、よろし…
運営しているクリエイター

#数学がすき

【解法解説】共通テストIIB 分析と変更点まとめ

2024年度(令和6年度)の共通テストの数学IIBについて、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹底…

9

【解法解説】共通テストIA 分析と変更点まとめ

2024年度(令和6年度)の共通テストの数学IAについて、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹底分…

7

【解法解説】2024年度 大阪大学 数学(理系)

2024年度(令和6年度)の大阪大学(前期)の数学(理系)について、現役生対象の大学受験塾Y-S…

17

【解法解説】2024年度 東京工業大学 数学

2024年度(令和6年度)の東京工業大学(前期)の数学について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIX…

19

【解法解説】2024年度 一橋大学 数学

2024年度(令和6年度)の一橋大学(前期)の数学について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹…

23

【解法解説】2024年度 東京大学 数学

2024年度(令和6年度)の東京大学(前期)の数学について、現役生対象の大学受験塾Y-SAPIXが徹…

10

2023年度 慶應義塾大(医・経済・商)・数学

〇医学部例年通り、大問4つの出題でした。近年は易化傾向が続いており、今年は昨年よりも更に易化しました。分量は昨年と同程度であり、本学部の過去問へ対応できるよう準備を重ねてきた受験生であれば、余裕を持って解き進めることができたと考えられます。大問ごとの難易度の差は小さいものの、要求される計算量にはある程度のばらつきがあります。したがって、速く正確に解く能力が高い受験生ほど有利になるセットであったと言えます。 第1問 独立な(1)~(3)からなる小問集合です。 昨年よりも小問

2023年度 九州大学(理系)・数学

〇概評例年通り大問5つの構成で、うち4題が数学Ⅲからの出題です。文章を読解させる出題形式が…

2023年度 大阪大学(理系)・数学

〇概評数学は一昨年から易化傾向が続いていましたが、今年は完答しやすい問題が少なく、難化し…

2023年度 東京医科歯科大学(医)・数学

〇概評分量・難易度ともに、医科歯科大の数学としては昨年よりも取り組みやすくなりました。し…

2023年度 東京工業大学・数学

〇概評180分で5題の形式は変わらず、難易度は近年と同程度でした。昨年とは対照的に小問が少な…

2023年度 一橋大学・数学

〇概評今年も1が整数で、5が確率という定番の並びでした。 また、微分法からの出題はありま…

2023年度 京都大学・数学

〇理系近年と同様、ほとんどの問題に目新しさはなく、多くの受験生が類題を経験しているはずで…

2023年度 東京大学・数学

〇理科全体的な難易度は昨年度と同様です。前半は取り組みやすい問題が多く、手がたく得点する姿勢が求められます。なお、微積分(数Ⅲ)が2題、空間図形が2題ずつ出題されました。 第1問 定積分と極限についての問題です。取り組みやすいことが多い第1問ですが、本問は易しくはないので、焦った受験生が多そうです。 (1)は、置換積分を用いて積分区間から√を無くせば、見通しが立ちやすいはずです。 (2)は、区分求積法とはさみうちの原理を組み合わせれば簡単に解決します。 第2問 取り出