2023年度 一橋大学・数学
〇概評今年も1が整数で、5が確率という定番の並びでした。
また、微分法からの出題はありましたが、積分法からの出題が無かったことも昨年と同様です。全体としての難易度は昨年よりも易しく、分量も減少しました。
手を付けやすい問題が多い一方、最後まで解き切ることが容易でない問題も見受けられます。そのような意味で、例年以上に受験者自身の数学力によって点差が付くセットであったと考えられます。
第1問
二項係数を含む求値の整数問題です。二項係数を含む整数問題は東大などでは頻出ですが