リベラル書籍紹介#9 『ロボットが家にやってきたら…人間とAIの未来』遠藤薫
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リベラル書籍紹介#9 『ロボットが家にやってきたら…人間とAIの未来』遠藤薫

この連載ではY-SAPIXのオリジナル科目「リベラル読解論述研究」で使用した書籍について、担当する職員が紹介していきます。

今回は夏期講習の中1リベラルの授業で使用した『ロボットが家にやってきたら…―人間とAIの未来』です。

『ロボットが家にやってきたら…人間とAIの未来』遠藤薫
(岩波ジュニア新書、2018)

皆さんは「ロボット」と聞いてどんなものを思い浮かべるでしょうか。

たとえば、2020東京オリンピック・パラリンピックでは、荷物の積み降ろし・運搬などの作業や競技を支援するパワーアシストスーツや、陸上競技の投てき種目でハンマーや槍、円盤などを回収・運搬する自律走行ロボットなど、運営スタッフの負担を軽減するロボットが導入されました。

他にも、掃除ロボットやスマートスピーカー、ドローンのような生活を便利にするもの、人間や動物の形を模し、接客や人々とのコミュニケーションを目的としたものなど、日常の様々な場面でロボットの実用化が進んでいます。

一方、ロボットの実用化が進むにつれ、新しい問題も浮かび上がってきます。その一つが「シンギュラリティ」です。シンギュラリティとは、米国のレイ・カーツワイルが提唱した、人工知能(AI)が人類の知能を超える転換点(技術的特異点)や、それがもたらす世界の変化のことです。日本でも、野村総合研究所が2015年に発表した報告書の中で「日本の労働人口の約49%が、技術的には人工知能やロボット等により代替できるようになる可能性が高い」と推計されています。

ロボットが身近な存在となる中で、私たちの生活はどう変化していくのでしょう。そして、人類の脅威ともパートナーともなりうるロボットとの関係をどのように考えればよいのでしょう。

本書では、西欧と日本それぞれについて、ロボットにまつわる歴史やロボットを含めた人工物に対する考え方の違いを見ながら、人間がロボットと共生する社会を考えていきます。

ロボットという新しい「他者」と共生する社会について考えてみてください。

▼リベラル読解論述研究とは

大体月に1冊のペースで幅広い内容の課題図書を読み、授業内でテーマについて討論し、最終的に小論文にまとめ、添削されることでより良い表現を学んでいく、という、読解力、思考力、表現力、論述力などを総合的に鍛えることができるY-SAPIXのオリジナル授業です。

一般入試の国語から、医学部受験での小論文対策、総合型選抜や学校推薦型選抜での面接や志望理由書作成といったものまで幅広く対策可能です。

オンラインでも受講できますので、ご興味のある方はご連絡ください。

※Y-SAPIXは大学受験対策の塾です。したがって対象は大学受験を目指す高校生と中高一貫に通う中学生となっております。ご承知おきください。

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