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【大学受験】「中学生の医学部コース」指導レポートを公開中!

こんにちは!中高一貫校に通う中学生および高校生のための進学塾Y-SAPIXです。

国公立・私立大学の医学部受験(対策)にも力を入れているY-SAPIXでは、2024年度4月より、中1生対象の医学部コースを開講しています。

「中学生の段階から医学部対策?どういうサービスをしてくれるの?」と思った方はこちらから詳細をご確認ください。

さて、今回は本コースの柱でもある「プログレッシブ・トレーニング(プロトレ)」の様子を特別にお伝えします!

プロトレでは、Y-SAPIXの授業で課された宿題(+αの課題)を取り扱います。

「授業→次の授業」ではなく、
「授業→課題特訓(プロトレ)→次の授業」
これにより、学習定着度を確実にステップアップさせます。

Y-SAPIXの授業は曜日固定制ですが、医学部コースではプロトレも曜日固定制ということです。また、中学生の段階で習熟度によって差がつきやすい英語・数学を対象科目としています。

プロトレを担当するインストラクターは、生徒一人一人の学習進捗をケアしながら、同時に全体の進行もチェックする必要があります。

4月20日(土)は、Y-SAPIXお茶の水校で第2回英語のプロトレを実施しました。本日の担当インストラクターはこちら。

お茶の水校 インストラクター
落合菜乃花(順天堂大学 医学部4年)

機械的な学習指導はしません!
まずは話しやすい環境づくりから

プロトレの実施は今回で2回目ですが、落合インストラクターが担当するのはこの日が初めてでした。当然、初めて顔を合わせる生徒もいました。

落合「はじめまして!そこ(お茶の水校から近く)の順天堂大学に通っています、大学4年生の落合です。実は、私もY-SAPIXに通っていて、医学部を目指したんだよね」「入部する部活は決めた?」「私は桜蔭に通っていたんだけど、部活は○○で~」

生徒にとって、現役医学部生から直接勉強を指導してもらえる経験は、あまりないかもしれません。中には緊張している様子の生徒もいました。

そのため、生徒との間に心理的な壁を作らないように、語りかけは明るく、フレンドリーに。「質問しづらいな」と生徒に思われないようにするために工夫しています。

さぁ、60分のトレーニング開始です!

目標の提示&演習スタートの指示!
机間巡視による綿密な学習進捗確認

Y-SAPIXの英語授業で使用したテキストには、トレーニング用の演習問題が載っています。今日のプロトレミッションは、この演習問題を終えるとともに、「わからない」をなくすことです。

落合インストラクターからの指示をもとに、生徒たちは演習を進めていきます。

しかし、当然ながら、生徒一人一人、「課題」は違います。
落合インストラクターはどのように解決していくのでしょうか?

ちょっとやりとりを覗いてみましょう。

…生徒A対応中…
…生徒A対応中…

落合「調子はどう?⑴はどう?」
生徒A「(英文の)語順が(わからない)…」
落合「oftenは❝しばしば❞って意味で、一般動詞の場合はその前にくることが一般的だよ。」
生徒A「そっか!ということは❝go❞が 動詞だから…」
落合「そうそう良いね!」「それじゃ次のB問題まで進めてて、頑張って!」

※分かりやすく伝えるために会話内容を一部改変しております

10分後、落合インストラクターは再び生徒Aの元へ向かい、達成度を確認していました。

次に、別の生徒のもとへ。

…生徒B対応中…
…生徒B対応中…

落合「この例文できたー?」
生徒B「んー。難しいな…」
落合「『○○はフランスに(  )』ってあるね。(  )に何が入るかな?『Mary live in France』だと、どこが誤りなんだろう?」
生徒B『えー間違ってるのか…』
落合「Maryは❝私❞でも❝あなた❞でもないよね。❝私❞が一人称ってことは…」
生徒B『あ!Maryは3人称だった。だからlivesが正解だ!』
落合「それだ!よしよし。⑵も⑶も正解だね。合ってる。すごいね!ちなみに⑶はどういう意味?(続く…)」

※分かりやすく伝えるために会話内容を一部改変しております

手が止まっている生徒Bには、積極的に声掛けをして疑問点を解決します!

終盤には、生徒たちから疑問が多かった英単語について黒板でまとめて、オープンクエスチョンも交えながら、教室全体のやりとりとなりました。

…全生徒との対話中…

落合「動詞にsをつける時のルールはね…」
生徒A「そういう決まりがあったんだ」
生徒B「ところでmoneyはsつかないのですか?」
生徒C「たしかに…」
落合「moneyはね、たしかにsはつかないのです」「さて、それはどうしてでしょうか?」
生徒一同(考える…)
落合「じゃあ来週までに英単語ここまで覚えてきてください、テストするからね!」「moneyの謎も調べてみて教えてください。それではまた!」

※分かりやすく伝えるために会話内容を一部改変しております

中学生のうちに確固たる学習習慣を

プロトレの教室には、「勉強に向き合う空気」があります。自宅の部屋で一人でやる勉強とは異なり、【みんなで】【教室で】やる勉強には一種の緊張感や高揚感があります。

机に向かって黙々と問題を解いたり、答えに詰まったりして疑問がでたら、すぐにインストラクターに質問ができる。

この60分で生徒一人一人の課題が明確になるからこそ、その後の学習指導の方針を立てることができるのです。

これらの毎週の取り組みと課題についてもご家庭に配信していきます。

忙しく多感な年頃の中学生ですから、集中力やモチベーション(やる気)の浮沈はあるものです。そうした特性も活かして、しっかり勉強と向き合う時間と空間を、Y-SAPIXは提供していきます。

本日は生徒の皆さん、お疲れ様でした!
引き続き、コツコツ勉強を続けて、充実した中学校生活を送りましょう。

以上、プロトレのレポートでした。

▶医学部コースって?

医学部現役合格を目指す方を対象とした中学生限定コース※です。
※2024年度は中1生のみ開講中!


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