【大学受験】「コミュニティでもありたい」双方向オンライン塾"iClass mySpace校"の展望
「アチーブメントテストの一斉受験日は6月19日の土曜日です。受験する方はその時間に合わせてオンライン自習室に入室してください。受験できない方は……」
5月のある土曜日、Y-SAPIXのiClass mySpace校では学校のショートホームルームのようなことが行われていました。
「そろそろ個別の面談が始まるので、都合の良い日を連絡してくださいね。何か質問がある人がいたらマイクをオンにしてください。はい、どうぞ」
「最後にお願いです。皆さんの顔、表情を見ながら授業していきますので、授業を受けるときはカメラをオンにしてください。機材や回線の関係で難しいということでなければ、基本的に顔が映るようにして参加してくださいね」
Y-SAPIXのiClass mySpace校(以下、mySpace校)は、Y-SAPIX生の中でも、双方向オンライン授業”iClass”での受講生が所属している、バーチャルな校舎です。しかし、授業以外にもなぜこのようなことをわざわざ行っているのでしょうか?
「授業開始前に少し時間があるとはいえ、対面の校舎では校舎の受付で交わされるちょっとした会話が、オンラインではなくなりがちでした。少しでもコミュニケーションの機会を増やせればと思って始めたのがこのホームルームです」
と、mySpace校の職員は語ります。
「対面」とのギャップへの挑戦
昨年から学校、大学、企業まであらゆる場所でオンライン化が進みました。日本中で「対面」では当たり前とされてきたコミュニケーションのあり方を、改めてオンライン上で再構築する必要が生じてきたのではないでしょうか。
Y-SAPIXが双方向オンライン授業として”iClass”を開始して5年、mySpace校が正式に発足して1年がたちますが、この「コミュニケーション」の課題に対する一つの試みがこのホームルームでした。
月に一回、mySpace校に「通う」生徒がオンラインで集まり行われるこのホームルーム。事務的な話だけではなく各科目の学習方法のアドバイス、テストの講評や最新の入試動向まで、内容はその時々によって変わります。
「授業以外でも一堂に会することで、帰属意識のようなものが生まれるのではないかと期待しています」
生徒さんからの評判はどうなのでしょうか?
「悪くは無いと聞いています」
mySpace校の職員はそう答えます。
例えば、
といった声がmySpace校の生徒からは上がっています。
一方で、こうも話してくれました。
「私たちはまだ満足していません。まだまだ改良の余地があります。オンラインの塾だからこそできることをもっと進めていきます」
「コミュニティ」としての塾
北海道と沖縄県に住む生徒が一緒に授業を受けるということはそうそうないですが、iClassならあり得ます。
普段遠く離れた場所で生活している人が、iClassという「空間」を通じて大学受験に向けて切磋琢磨し、同じ大学にに通うことになるかもしれません。これって今までに無いことで、面白いと思いませんか?
「iClass mySpace校はオンラインで授業を受ける場所というだけではなく、コミュニティでもありたいですね」
iClass mySpace校はこれからも大学受験での現役合格を目指す皆さんのお手伝いができるよう、よりよい仕組みを取り入れていきたいと思います。
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